資料室 昨今、考古学会では奈良の纏向遺跡が邪馬台国の最有力地と目され、箸墓古墳が卑弥呼の墓ではないかと言われておりますが、その箸墓古墳から特殊器台が出土していることから、古墳時代を形成する上で、吉備の影響が大きく関わっていることを否定する専門家達も少なくなってきております。 双方中円墳の楯築弥生墳丘墓は、前方後円墳の前身と考えられ、さらに特殊器台は円筒埴輪へと変遷を辿って行きます。 纏向には、各地から多くの人々が流入してきておりますが、当時の権力者たちの葬祭儀礼が吉備の宗教観や文化を採り入れていることがとても重要なことだと思われます。 テーマ 楯築墳丘墓発掘調査報告書 楯築墳丘墓発掘調査報告書はこちらから 桃核祭祀は吉備邪馬台国の卑弥呼の鬼道か 岡將男 桃核祭祀は吉備邪馬台国の卑弥呼の鬼道か 岡將男はこちらから 岡山市埋文センターにて 石野博信 岡山市埋文センター 石野博信はこちらから ヤマト王権はいかにして始まったか 石野・秋山他 ヤマト王権はいかにして始まったか 石野・秋山他はこちらから 弥生墳丘墓の発達 岩永省三 弥生墳丘墓の発達 岩永省三はこちらから 特殊器台の広がり 安川満 特殊器台の広がり 安川満はこちらから 楯築弥生墳丘墓の画期 乗岡実 楯築弥生墳丘墓の画期 乗岡実はこちらから 日本前方後円墳時代研究 藤田憲司 日本前方後円墳時代研究 藤田憲司はこちらから